1/3P
2011 3 26 ゆりあげ方面 今回はゆりあげ方面に行ってきました。 地震次の日の朝日か読売の1面の写真(広浦の老人ホーム)の地域です。 こちらは、避難所の小学校中学校も浸水しています。 |
|
地元ではないものの、ゆりあげの港朝市や祖父が現役だった頃、ゆりあげの消防出張所にお邪魔して それなりに地形などはわかっているつもりでした。 東部道路より手前も水が来た跡が残る 越えると別世界 120号と10号の交差点を超えると また違った光景になり、貞山橋を越えると言葉にあらわせない世界になる 今回は撮影場所の数字を入れておりません 地図はルートとしてのみになっております 地図:いつもNAVI シンプルモード |
|
東部道路を越える手前から津波の爪あとが | |
東部道路高架より海側 こんなところにまでボートが運ばれてきている |
|
東部道路を越えると この辺りは建物は残っているのだが、 家の中には残骸が入り込んで人が住める家が ない |
|
ゆりあげの市街に入る道路を西を向いてみた 道路は自衛隊が通れるようにしていたものの、 昨日の雨と残骸を運ぶトラックから落ちてしまうのだろう 海の砂が路面を汚している |
|
市街に向かう 自転車を止めるとトラックの邪魔になるため、 自転車に乗りながら撮影しているので 手袋がうつりこんでいる 空港方面は私みたいな撮影者がぽつぽついたのだが、 こちらはまったくいない 市街に入って驚くというより、 自分がいる場所が現実なのかわからなくなった どう表現すればいいのかわからないが、 まるで「爆心地」 変な表現だが、爆心地といえば誰でもそれなりに 想像がつくのではないだろうか? 荒野 何があったのか といった風景が延々と続き 聞こえる音は重機の音 生活音や 人の声が一切しない不気味な世界 |
|
貞山堀にかかる石作の橋も欄干はなくなり 歩道部分も途中から落ちていた 橋のたもとに 仏花の造花がくくりつけてあり、 自転車を降りて手を合わせた |
|
メインストリートを外れ貞山堀の堤防の道路を名取川 の方へ 曇天がこの景色の重さを増していた ひより山も動いたらしい |
|
国土交通省の人たちがいたので堤防には登らなかった 川沿いの道を漁港方面へ向かう |
|
次ページ |